アルマイト加工(表面処理)で耐腐食性の効果を高める
アルマイト加工とは、アルミニウムの表面を陽極酸化させることで耐腐食性・耐摩耗性の向上、及び着色などをして装飾することを目的とした表面処理のことです。
アルミニウムは酸素に触れると酸化皮膜ができるため、鉄に比べると腐食には強いですが、傷つきやすく、環境の変化にとても弱いのが特徴です。そのため、アルマイト加工で酸化皮膜を保護し、耐腐食性・耐摩耗性の効果を高めます。
【藤井金属工業株式会社】では小ロットから対応可能ですので、アルマイト加工をお考えの際はお気軽にお問い合わせください。
【藤井金属工業株式会社】が提供するアルマイト加工
【藤井金属工業株式会社】では、通常のアルマイト処理(10ミクロン程度の皮膜形成)に対応しております。
縦950mm×横1500 mm×厚さ15mmの一般アルマイト加工、黒が縦1100mm×横1300mm×厚さ15mm、赤が縦800mm×横1000mm×厚さ15mm、青が縦400mm×横350mm×厚さ15mmの染色カラーアルマイトに対応可能です。
自動化設備による高品質・低コスト・短納期を目指しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
アルマイト加工に使われる硫酸の特徴
アルマイト加工処理の方法として、まずは電解液の中にアルミ製品を浸し、電流を流します。製品と陰極の間で電流が流れることで電気分解が進むと、アルミ製品の表面に酸化皮膜が形成されます。
電解液には硫酸やシュウ酸などが使われますが、一般的に多く使用されているのが硫酸です。なぜなら、硫酸は液管理が容易であり、アルマイト加工処理後の安定性が高いからです。また、硫酸はほぼ透明な皮膜(被膜)を生成することができ、金属的なアルミニウムの質感を生かすことができます。
透明に近い皮膜(被膜)と吸着力の良さを生かして、カラフルな染色も可能です。ちなみに、硫酸を使用したアルマイト加工処理のことを「硫酸アルマイト法」と呼びます。
製品のアルマイト加工は、ぜひ【藤井金属工業株式会社】にお任せください。